THOUSAND統一正史

  • 第12話16KB

話が平坦、没個性で主張が無くどの人物も同じ能面、心情は変化無く、ただただ局面だけが変化して同じ対策・行動を繰り返す。そんな感じの拙作。


環境が変われば人間の心情なんてものはすぐに変節する。信念のない人物・時局に流される人物は、すぐに変化する。逆に頑固者は迷わず、頑なに固辞するだろう。
群像を描けず、どの人物も自分の一面、それも同じような面でしかない。共通性というものはシナリオ全編に流れる雰囲気が持てばいいのであって、舞台上の人物たちは生き生きとしていなければならない。
中身にほとんど変わりのない、空瓶。ラベルを張り替えて違うものに見せかける。そんな感じ。


どうすればいいか。対策は考えている。
人物の特徴づけをする。ある状況に陥ったその人物がどう行動するか、きちんと考える。
それだけで随分違うだろう。
結局は、考えが甘い。それだけのこと。