THOUSAND統一正史進捗
- 第15話53KB
ほぼ完成。
週末は風邪でダウン。自分のシナリオを再プレイして見直す、という予定が果たせず。
ただ、再プレイしなくても挙げられる問題点はあると思うので挙げてみる。
- 一話ごとの完結性が乏しい
はっきりとした起承転結とまでいかなくてもいいが、ある程度「一つのことが終わった・結論付けられた・変化があった」というような描写があったほうがいい。
「○○という結果になりました」という結果に重みをつけるのは、それまでの過程であることは分かっている。しかし、過程に重点をおきすぎて、結果を描写するのを怠っている(あるいは、怖がっている)。
変化や結果の積み重ねが必要。人物のもつ観念・思想の変化といった主題に関わるような大きな変化は、シナリオを通して描き出すのがいいのだろうが。
- 戦闘にはっきりとしたテーマがない
独自のシステムにかまけて、敵と味方を配置しただけ。難易度に関わるような効果的なイベントとか、情報を収集していれば予測できる増援とか、そういった基本的なところの工夫が少ない。毎回、新ユニットが出てこればいいというものでもない。少ない持ち駒でいかに攻めるか、だとか、特徴的なユニットをいかに有用に使うか、だとか、プレイヤーがある程度の戦術の幅を選択できるようにしたい。「どうすればより良い戦果を得られるのか」といった思案をプレイヤーにさせられたらいい。
- 数話を通した物語構成上の工夫がない
2、3話で回収できる伏線を使った、「あれはこういうことだったのか」というような驚きをもたせられるような構成がない。
細かく突き詰めればもっと多くの項目が出てくるはず。