拠点防衛デミレード

ハク氏の新作18禁オリロボシナリオ。
18才未満のよい子のみんなは、華麗にスルーしてね。
人類最後の砦「拠点」を守る、主人公「お前」。
拠点に押し寄せる人類の仇敵を打破し、その残骸を使って罠や迎撃装置などを製作、拠点防衛の一助とすることができるユニークなシステムを搭載。
さらに、残骸を売って得た資金で傭兵を雇うこともできる。
なんといってもこのゲームの肝は、雇った傭兵との恋愛要素。
スタンダードな幼馴染から、男勝りな退役軍人、果てはネコ耳少女まで様々な傭兵・・・もとい、ヒロインが登場する。
主人公の「お前」は、極端に怠け者であるため、平和や正義よりも「女の子」のために戦うのだ。
そのため、隠しパラメータである恋愛度が一定以上ないと、主人公が操る機体デミレードの性能が発揮できない。


拠点防衛の際に最も頼りになるのは、兵機デミレードである。
頑丈な分厚い装甲に守られ、35機のリトル=デモレードから構成される。敵の攻撃を分離して緊急回避することも可能だ。
武装は、各リトル=デモレードに一基ずつ搭載された核弾頭ミサイルで、さながらマシンガンのように敵に噴射する。
ただしこの武器を使用すると、地球環境に多大な影響が出るために注意が必要である。
インターミッションでは現在の地球の人口が確認でき、あまり武器を使いすぎると人口が急速に減少し、拠点防衛どころではなくなってしまう。
恋愛、拠点防衛、地球環境という三つのパラメータのトレードオフが生じている。うまくバランスを取りつつゲームを進められたし。


ヒロインの一人には、幼馴染の小夜がいる。典型的眼鏡っ子であるが、巨乳ではない。むしろ貧乳である。
主人公の「お前」は虚乳が好きなのだ。
報われない恋心と知りつつ、「お前」に想いを寄せる小夜。
悲恋である。


またこのゲームには隠し要素が含まれており、108人目のヒロインは、なんとデミレードであるという。
自分は、デミレードをゲットすることができなかった。悔しい。
他のヒロインには、エロティシズムの極地であるかのようなサービス画像が用意されていたが故に、悔しさも倍増である。


最後に総評であるが、これほど知的想像力を刺激するシナリオもないように思われる。
多分に含みをもたせたラストは、プレイヤーに考えさせるシロモノであるし、主人公の本当の名が●●●●であるとは思いもよらなかった。
しかし、描写は最低限であり、かつリアリズムを追求した形となっているので、プレイする人間を選ぶものに仕上がっていることを付け加えておこう。
ただ、自分は十二分に楽しむことができた。
やはり構想半年は伊達ではない。


ま、全部想像だけどな!!!本当はエイプリルフールネタが無かっただけだ!スマン!