Boys, be heroic! クリアまで

8話から最後までは、プレイを途中で切れなくなるくらい、おもしろかった。

• 第7話
  • 人々を『閉じ』させてしまうアリス機関の話と、ルーパス地上へ行くの巻
  • 旧タイプの奉仕人形三式の回想
  • 三式の口癖がヒカリの母?のものとか
  • G7がいじめっ子に言うセリフ「君たちはまさに神に選ばれた！」とか
  • きちんとセリフ・言い回しの裏とか理由が読み取れる
  • そしてルーパスは真実へ辿り着く
  • 地下世界と思ってたら宇宙船･･･！
  • そりゃあ、真実を知ったら絶望するだろうなあ
  • 今回で『閉じる』ということ、世界の真実が明らかにされる
  • 崩壊絶望世界かと思ったら、もっとＳＦ寄りだった

• 第8話
  • G7が放つバケモノ化した欠落児たちに追い詰められるウェンたちの回
  • ウェンという存在が、かれらにとってどういうものだったか、
  • ハチロクやルーパス、せんせいの存在がウェンにとってどういうものだったか、
  • ウェンに関する物語を締めた回
  • 展開もアツいし、演出も良いし、胸を熱くさせてくれる
  • いじめっことG7が企む事柄も、ウェンらも、そしてルーパス、エイミらも、
  • どうなっていくのか非常に楽しみ

• 第9話
  • いじめっ子ラゴウ決着の回
  • リリアはアリスに『選ばれ』、人々の夢の中を行き来できるようになった
  • ルーパスは人類の終わりを知りながら、それでも生きる選択を選ぶ
  • 『こうして夢が現実に寄り添ってくれてるだけで』
  • ルーパスは終わりを『閉じて』迎えるのではなく、『生きて』迎えようとする
  • 物語も終わりに向かって加速していって、それぞれの結末へと向かう

• 第10話
  • ルーパス＝ワルトゥと最大最強の敵、王殻との戦い
  • 絶体絶命のレスターらの前に現れるルーパス
  • 戦闘は･･･逃げ回ってれば勝てる、かな?

• 第10話-2
  • ウェンの最期と奉仕人形たちの最期
  • 奉仕人形の存在意義はなくなった、とせんせいは結論したような気がする

• エピローグ
  • ルーパスは英雄となり、全ての敵を塵と化し、全ての人類を癒した
  • リリアは夢から覚め、ルーパスの植えた種が花を咲かせる
  • 最後の最後にウェンがハチロク兄さんに会い、元来た道をもどる描写がある
  • ウェンは自我情報を擦り切らせながら、自らの意志を伝えた仲間たちを作り、抗戦した
  • ルーパスは一輪の花を追い求めながら世界の真実に辿り着き、本来の力を得、人類を新たな道へと導く英雄となった
  • リリアは人類の幸福のために人々に夢をみせ、幸福に死なせるアリスとしての役目を担っていたが、最後にはルーパスにより現実に戻ってくる
  • それぞれがそれぞれに自分の意志で行動して、幸福に、あるいは人類を幸福にさせようとした物語

• 総評
  • 最初からキャラクターが立っていて、設定もすごく興味深い
  • 状況が変わっていくごとに、それぞれの人物の思いや、考えや、立場も変わっていって、
  • セリフの言い回しや軽妙さ、ウィットに富んだ表現などがすごく良かった
  • 途中、ルーパスが変身しちゃったところとか、ウェンの方の現実感と比較して唐突な感じがあったけど、
  • フォローもあったし、整合性は物語中でとれていたように思う
  • これだけの設定だから、辞典とか解説があれば読んでみたい
  • 無理にシナリオ中に入れる必要は無いとは思うけど
  • 旧兵、欠落児、奉仕人形、竜脈ネット、アリス機関、宇宙船、などなど、いろいろ設定があるけど、
  • シナリオ中で大体のことは分かるから、置いてけぼりになる可能性は低いのかな
  • でもそれだけきちんとストーリーを把握しながらプレイしなきゃならないかもしれない
  • あれだ、リヴァイアスっぽい
  • 主題は、大人になる、ということ、なのかな

• • ハッピーエンドではないんだろうけど、ウェンのこととか、思わせぶりな感じのところもあって
  • 良かったと思う
  • シチュエーションで喋らせてるのではなくて、キャラクターが活きてるから言葉やセリフにも力がこもってる気がする
  • すごくおもしろかった

• • 余談だけど、ヨシリテのリリア、とか、ヴァンツのルーパスとか名乗るのって良いなあ
  • あと、リリアが人類滅亡まであと９２時間とか言ってたけど、それって王殻が人類を滅亡させちゃう、ってことだったのかな
  • 宇宙船が崩壊するとかかと思ったけど、ちがうっぽいなあ